香川粟島 ウミホタル鑑賞会 2024
香川粟島 ウミホタル鑑賞会 2024
海の宝石「ウミホタル」のご案内を今年も7月1日からスタートいたします。
ル・ポール粟島のウミホタル鑑賞会は、瀬戸内海の海洋環境問題などと深くかかわりを持つウミホタルを、
実際手に触っていただき体感していただく鑑賞会となっております。
開催時刻が20:30~となりますので定期船の関係上ご宿泊をお願いいたしております。
※夜行性の生き物です。日没後の採取活動となります。
ご不明な点はルポール粟島までお問い合わせくださいませ。
以下 詳細ページとなります。
ウミホタルとは?
甲殻類に属し体調1mm~3mmの透明な殻に包まれた小さな生き物です。
海水温が18℃を越えてくると活発に活動を開始し海の底に沈む魚などを餌に生息しています。
生息可能な海洋環境の条件として、アマモが生息するような波静かなきれいな砂地と、
生態系が連鎖する海洋環境が必要とされています。
コバルトブルーに光るのは刺激を受けると2種類の物質を出し(発光物質ルシフェリン(基質)とルシフェラーゼ(酵素))
水中の酸素に反応し参加するときに青く輝きます。
よく勘違いをされて認識されているのが「夜光虫」と「ウミホタル」です。
夜光虫も青く光ります。しかし、夜光虫はプランクトンであり輝く波長も短く光る時間も瞬間なります。
ウミホタルの波長は長く波打ち際などの砂地ですと10分程度その輝きを維持いたします。
ただ、この景色を自然界で知るためには特別なご案内であったり、タイミングが必要となります。
まずはウミホタルを知っていただくことをメインにしている粟島のウミホタル鑑賞会です。
特別な景色を希望されtる方は再度、打合せの上ご宿泊を頂くようにいたしております。
※ご希望に添えない場合もございます。
たくさんの方が島々や海岸での海ごみなど海洋環境問題に意識を持ち、クリーンアップ活動などに参加されたりされております。
粟島では実際に海岸での海ごみなどの実態を見ていただいた後、ウミホタルを通して「海の豊かさ」「海洋環境問題」などを、
より身近に実感してただく機会としてウミホタル鑑賞会を開催いたしております。
まずは知っていただくウミホタル鑑賞体験から実感してただけるとうれしいです。
冬場には生息しないと言われているウミホタルですが、昨年の10月から毎月調査を行った結果、
冬場でも生息が確認されました。
このことは非常に衝撃的でありこれから先のウミホタルの生態系への影響など懸念材料としてとらえ、
引き継き調査を継続していきたいと思います。
ぜひ、ルポール粟島のウミホタル鑑賞会へご参加くださいませ。
二代目海ほたるおじさん 平木 利明